子どもと数のつきあい方

突然ですが、うちの娘は2才です。
昨日は50まで数えられるようになりました!!(親バカ)

じゃあ、娘は「数」を50まで分かっていることになるのでしょうか?

いやいや、そうはならないですよね。

この記事を読んで、

①そもそも数って何だろう?

②子どもがいるけど、何をしたら「数」への感覚ができるだろう?

といった疑問へのヒントになればと思います!

数には3つの要素がある

数は目に見えない

「ちょっとそこの『2』を取ってきてよ!」

と言われたら誰もが困りますよね。

「数」自体は具体物ではありません。

抽象的な存在です。

小さい子どもにとっては「?」の多い存在なのです。

では、どうやって数を分かるようになっていくのでしょうか。

具体的な経験を積もう

数が分かるようになるためには

音としての数

・数字(記号)としての数

・具体物としての数

の3つの要素の経験を積む必要があります。

この3つを意識して子どもと接すると、どの要素の経験が足りていないかが自然と見えてくるはず。

では、どの要素をどの順番でどんな経験するのが良いのでしょうか。

まずは「音」の経験を

お風呂で数えよう

私はお風呂で娘と一緒に入るときに数を数えています。

毎日数えていると、何も言わなくても子どもは真似をするようになりました。

このタイミングがとても大切と思い、すかさず

すごい!数えられたね!

と褒めてあげました。

そうすると、得意になって自分でどんどん数えるようになったのです。

と、これは我が家の体験談ですが、

とにかく根気強く!

大人が強制せず!!(これがとても大事!!)

音としての刺激を与えてみてください。

YouTubeでもOK!

YouTubeの力を借りるのもありです。

数を数える歌は検索するとたくさんあります。

歌の力はすごいので、子どもがハマればあっという間に覚えてしまうでしょう。

とりあえず10まで数えられるようになったら次のステップに移っても良いと思います。

10より上の数え方は子どもの興味に添いながら、刺激を与えてみるのがいいのではないでしょうか。

あとは要素を偏りなく経験するだけ

実は、後は色んな経験をしていくしかありません。

でも、3つの要素を意識して、経験を分けてみてください。

どんな経験が足りていないかが見えてくるのではないでしょうか。

この後は私のおすすめの方法を2つお見せします。

数字を覚える

私の一押しはこの『すうじの歌』です。

数字は小学生になる前に覚えておいてほしい!

という親の方にはこの曲をオススメします。

オススメする理由は次の3つ。

・数字の形が具体的なものに例えてあるので覚えやすい。

音としての数と結びつけられる

「10」は「1」と「0」を組み合わせた形であることが自然と意識できる。

ものを数える

「イチゴは何個ある?」「いち、に、さん!」

「おもちゃは何個あるかな?」「いち、に、さん!さんこある!」

同じものが並んでいれば、すかさず聞いて一緒に数えます。

この時のポイントとしては

1つずつ指をさしながら

数を口に出して言う

ことです。

沢山の「さん」を経験していくことで、

「さん」が「3」になり、

次第に「3」という抽象的な数が分かるようになっていきます。

まとめ

どうだったでしょうか。

数が分かるには「音」「数字」「具体物」の3つの経験を積むことが大切というお話でした。

「いや、ものを数えるとか当たり前のことじゃん!」と思われたかもしれませんが、

子どもがどういう思考をして数を理解していくのか。

これを意識して親が子どもと接することが何よりの近道だと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA